軽貨物のススメ/トマレ?!

キリン缶:ただの独り言です。軽貨物個人事業主の方々へこんなもんです。

アマゾンフレックスの今後考察 育てたAIに支配される現実!

おつかれさまです。キリン缶です。

軽貨物個人事業主の間で話題のアマゾンフレックス。

「好きな時に好きな時間だけ働いて再配達無し、未配もOK。だけど売り上げは時間立て」

個数立ての個配でワタワタしていたキリン缶は「是非やりたい!」と思うくらい好条件?。ただ、これはアマゾンフレックスのキャッチフレーズではありません。立ち上げ段階のバタついてる時に仕事をしたドライバーの感想ですので勘違いしないように。アマゾンは大企業ですからコスト意識は高いですよ。

立ち上げ間もないため時間と配達個数のバランスが取れないようです。8Hで30個、3Hで40個などと選んだ枠で当たりハズレがあるアマフレ参戦者からの喜怒哀楽のホンネがつぶやかれてるのをよく見かけます。その中で「楽」という言葉が一人歩きして聞き心地の良いキャッチフレーズが個人事業主や予備軍に届いてしまっています。ウワサでは倉庫でAIがルート確定をやっているとかいないとか。そうだとしたら今はAIの学習期間なんでしょうね。もちろんドライバーもAIのデータ収集ツールでありまたAIに試されているということでもあります。個数少しの時何時に終了報告があるかな、ちょっと多めに出しけど頑張るかな、違ったコース荷物を一個混ぜるけどどう対応するかな・・・などなど多種多様いろんな想定をAIはドライバーに仕掛けてその挙動を監視し全てをデータ化していきます。

IT業界上がりのキリン缶がAIの学習をシミュレートしてみると・・・

好きな時にエントリーするシステムでもあり当日も数時間前ならキャンセル可能だから雨の日はキャンセル者が続出するでしょう。皆な濡れるの嫌だしね。AIは天候の悪い日にしかも当日にキャセルするドライバーだと認識します。

アマフレにも時間指定はあるため時間指定に間に合わなかった荷物もカウントされ時間指定を守れないドライバーと認識します。

時間が来れば倉庫に戻らないといけないため未配が発生。その枠のドライバーの仕事がアマフレ基準の配送レート以下の場合、AIは未配を出すドライバーと認識します。さらにAIは配送レートは時間あたり何件と認識し未配の中に締める時間指定は何件と数値化すます。 配達時間に余裕があるのに不在の再配をしてないなぁとか。キリがなーい。

などとAIの記憶に詳細に且つ赤裸々にドライバーの能力データも刻まれていきます。もちろんレートだけで判断するわけではなくその枠の配送の難易度も条件にのってくるため基準となる判断レートも変わり厳密に管理された上で評価されていきます。次々と無理難題がエントリーした枠にあるドライバーさんはAI狙い撃ちされて試されているのかもしれません。

現在は募集枠が出て早い者勝ちで枠を抑えるハコベル方式です。ドライバーの姿勢を見なきゃいけませんからね。AIの学習期間が終わりデータが揃い参加ドライバーのランク付けが確定します。ここからは全てがAIに支配されることとなります。まずはアマゾン側主体の配車への転換。提示した枠にエントリー者を募りその中からAIがドライバーを決めるpickGoのようなシステムに。

そうなった場合、AIはエントリードライバーの中から誰を選択するのでしょうか。

蓄積されたデータから「配送レートが基準値以上で時間指定を守り天候に左右されず仕事を受け未配に時間指定の荷物が無く一個辺りの配送時間が短い」ドライバーから順番に枠を割り振っていくでしょう。何故ならコスト意識を一番にAIが導入されているからです。AIの学習期間に成績優秀だったドライバーから仕事を与えて行くそうする事で最善のパフォーマンスを発揮できる配車が可能になります。それに併せるように続々と宅配業界からそこそこのドライバーが流れて来ています。彼らは順次テスト枠を与えられ淡々とランク付けされます。彼らに太刀打ちできるドライバーはアマフレ初心者の中にいくらいるでしょう。現時点で宅配はアマゾンフレックスよりはるかに難易度が高いです。

宅配の優秀なドライバーはアマフレに来ない理由、それは個数立てでガンガン稼ぐんでアムフレに来る必要がないからです 。

今は売り手市場のアマフレですがエントリーの仕組みが変わるのを機に買い手市場に移行するでしょう。時間立ての売り上げはレートさえこなせば適切な金額であることと時節柄、今の金額が下がる事は考えづらいとなるとドライバーが取捨選択されるようになることが容易に想像出来ます。今現在の学習期間に安易に抑えた枠をキャンセルなんかしてないですか?ショート枠を取るためのロングキャンセルしてませんか?未配に今日の指定はありませんか?時間指定は守れていますか?その行為、その一個がAIに選ばれる明暗を分ける材料に確実になります。AIを舐めていたらそれ以降すべて舐め返されることをお忘れなく。

最後にAIは人以上にシビアです。

あくまで私がAIを導入した側としての考察なんで実際こうなるとは限りませんがあながち間違ってもいないと思います。

受けた仕事を横柄になることなく謙虚な気持ちで丁寧に確実にこなしていれば・・・多分、大丈夫かもしれません。最低アマフレの配送レートが維持できていればの話にはなりますが。 

ここでアマゾンが求めているドライバー像をキャッチフレーズにすると。

「好きな日時に働けますが時間当たりの配送レートを確実に守って時間指定も忘れずに未配を出さず時間が余れば再配してくれるドライバー募集」

って、ことになります。現段階でこれをモットーに走れてないと厳しいな。甘い現状なんて一瞬で吹き飛びます。まだまだ人が必要みたい?そんな事はありません。必要な基準を満たすドライバーが集まっていないだけなんです。

キリン缶は蚊帳の外なんで遠巻きに冷静に見た結果この想像は決して飛躍してるものではないと思いますが合ってるか合ってないかは不明です。AI導入の意味。もう一度よく考えましょう。数値化できない人の良さはAIの前では無駄になる場合が多々ありますので。

 

アマフレいいなぁ。

できればキリン缶はAIとそこそこのドライバー達相手に勝負したい派です。

何より個配はクルマを大切にできますからね。

営業用軽貨物車の県外へ住所変更

おつかれさまです。キリン缶です。

今回訳あって千葉を離れ実家に戻りましたのでその際の営業用軽貨物車の手続きをメモりたいと思います。

まずは管理税務署が変わるので引っ越し前の税務署でその手続きをします。引越し先での手続きはありません。慌てて引っ越しても郵送での対応で大丈夫です。書類を2枚準備して返信用封筒に切手を貼った物を同封して郵送しても対応してもらえます。

次に引越し前の運輸支局で事業廃止の手続きを行います。こちらも引越し後、郵送での対応も可能なのですが数十分で完了しますので引越し前に行いましょう。キリン缶は郵送でやったん時間がかかりました。その上書類の記入誤りを添削されて承認されて戻ってきました。千葉の運輸支局の担当者さんお手数かけました。

ここから以下は新規に開業する場合と同じ流れです。

次に引越し先の運輸支局で引越し前の運輸支局からもらった書類を添えて改めて開業の手続きを行います。書類はその場で書いても大した量ではないのですが昨今はネット上にフォーマットが転がっていますのでそれをパソコンで入力して2枚づつ印刷して持参すればすぐに開業する事ができます。

次に軽自動車協会にナンバーを変更しに行きます。書類は2枚程度ですが若干ややこしいです。代筆も承っていますが費用は¥1,000-だそうです。新しい車検証とナンバーを受け取り営業用軽貨物の移動は完了です。ナンバー代は¥1,730-。あと引越し前の市に軽自動車税の停止連絡をやっておかないといけません・・・費用¥800-で代行してくれるそうです軽自動車協会。でもらったナンバーを取り付けます。どーでもいいんですがプラスドライバーを持参せずにやってくる人が多いと協会の人は話してました。

この時点で車検証と自賠責保険、任意保険の情報にズレが生じていますので軽自動車協会の駐車場で保険会社に連絡して車番と住所の変更手続きを行いましょう。任意保険は電話一本で変更完了しますが自賠責は書類のやりとりが必要な場合があるようです。

あと忘れてはいけないのがETCの再セットアップです。軽自動車協会の近くにはだいたいオートバックスなどがあるのでそこで手続きが可能です。前回のセットアップ情報と車検証を出して手続きをお願いします。費用は¥2,700-

あとはPickGo、ハコベル、AmazonFlexなどの登録情報の更新を忘れずに!

軽自動車税の手続きですが転出届けを出したタイミングでできないものかなとも思ったのですがきっと引越し先でナンバー変更しない人がいるためやむ終えないのでしょう。色んな公的な組織なんですが全く横のつながりがないところがなんとも言えないなぁと思いました。

実録軽貨物〜ポンポコ配送での日常と引抜き〜

おつかれさまです。キリン缶です。

2016年から2017年にかけてお世話になったポンポコ配送と引抜きの話を少し。

朝一番5:30に千葉の新港に接車。この仕事はスーパーに食品を配送する仕事。売上の均等化をポンポコ社長が考えていてその日によって先発メンバーが変わります。食品を順番に積んでスーパー1〜2件を回って8:00前には終了して売上は¥5,000-前後。それから12:00までは空き。12:00から某海外自動車メーカーの部品配送。部品を積んで5件前後を回り16:00頃には終了し売上は9,000-プラス距離超過分。17:30頃からお値段以上の荷物とネットースパーに夕方便を数人で効率よく分配し売上は¥3,500-前後。

基本的な仕事はこんな感じでほぼ毎日稼働していました。郵便局に欠員があったりしたらそこに入って仕事をしたり。スポットがあれば12:00前の時間に走ったり翌朝配送するものがあれば夜積みして朝一で走ったりと毎日が新鮮な日々。ドライバーも色々いて朝は走らない人、夕方は走らない人、昼しか走らない人。そんな人がいるのでキリン缶は仕事にあぶれることはほぼありませんでした。

仕事も最初の3日はヤバイヤバイの連続で不安をおぼえながらでしたが元々運転好きのためいろんな所にいけるスポットをさせてもらうのを楽しみに11ヶ月間、ポンポコ配送にお世話になりました。

ただ、一人のリーダードライバーに毛嫌いされていた事が将来的にはポンポコ配送を抜けるきっかけとなりました。キリン缶的には指導が厳しいなぁ、と思っていただけだったんですが周りのドライバーから見れば間違いなくイジメだったよとのこと。鈍感だけだったんですかね。キリン缶 笑

そんなこんなで色々あってポンポコ社長に抜けることを伝えた所、しばらくして事務の女性から「同級生が配送会社してるんでそこに行かない?」かとのオファーがありました。この女性は半年ほど前からポンポコ配送の事務を担当しています。まぁ、この頃はフリーなんて事は考えずにどこかに所属しようと思ってたんで渡りに船です。

なぜか3人の同僚ドライバーとコンコン配送の社長との面通しにガストで 笑

仕事の内容などを伺いました。昼間、夕方共、定期案件でそれぞれ売上は¥15,000-と¥6,500-あとは土日にスポットを回して頂けるという事だったのでまぁいいかなって感じでポンポコを抜け次第、コンコンへ行くことを決めました。

キリン缶としてこの時の失敗は消費税が内税であるか外税であるか確認しなかった事です。なんで元請を探している方は必ず確認しましょうね。モヤモヤしたまま仕事をしてもね。

 で、コンコン配送で仕事黙々とこなして半年。気がつけばポンポコからコンコンへ映ったドライバーは8人。口利きをしていた事務員さんは辞めていました。よその配送屋に・・・!?

これって・・・真実は一つですがこの時点ではグレー。

すでにキリン缶はコンコン配送を抜けていますので本当かどうかはわかりませんがその事務員さんはコンコン配送千葉支店の事務員さんをやってるとかやってないとか。

振り返ると世の中の怖さを実感する出来事でした。

実録軽貨物〜初めての長距離スポット配送〜

おつかれさまです。キリン缶です。

2016年から2017年頃にかけて某国内自動車メーカーのスポット配送をやってました。スポットなんでもちろん待ちぼうけになる場合もあります。そもそも埼玉の倉庫から各ディーラーに車の部品をお届けするという配送のため埼玉で待機する必要があります。千葉からだと距離で90Kmと一仕事するくらい遠い。これで待ちぼうけなんてたまったもんじゃないんですが出るときはウハウハ何でそこは仕事に期待しましょう。

ある日の11時頃、倉庫近くのコンビニカフェで待機してたとき電話が鳴りました「急いで倉庫に入って」来ました!来ました!スポット案件。倉庫に入ると慌ただしく倉庫番の方々が荷物を用意しています。伝票と小さな袋を渡され荷物が用意されるのを待っていました。すると倉庫番の人が一言「もう行っていいよ。よろしく」と。ん?荷物ってまだじゃないのとお伺いを立てるとどうやら小さな袋に入った部品が今回の荷物の様です。まじかぁ 、郵送でいいレベルの荷物じゃん。ある程度の荷物がないと中々テンションが上がらなくなってきてます 笑。ダッシュボードの棚に荷物を置きカーナビーをセット。行き先は南三陸市・・・って宮城県。距離にして460Km、ポンポコ配送での仕事史上、最長距離。川越ICから乗るんだね・・・と当時はまだまだナビに言われるがままの召使い状態です。スタートはほぼ12:00で着予定時間がナビで17:10頃。元気に高速に乗りましたが二時間もすれば疲労困憊 笑。次のサービスエリアで休憩しようと考えているとフロントガラスに飛翔体が激突・・・鳥でした。路肩の草むらから飛び出した鳥がフル装備のマツダスクラムのフロントガラスの上部にかするより少し深く激突!一瞬で眠気が覚めました。後方に弾かれた鳥がどうなったのか気になったんでバックミラーで確認します。バランスを崩して立て直そうとしている鳥は後続車トヨタベルファイアの運転席のフロントガラスにストライク!・・・トヨタベルファイア、ハザードを点けて路肩に停止。バックミラーから徐々に小さくなり消えて行きました。

・・・さぁ、気を取り直して南三陸へ。

なんか疲れもふっ飛んだんでそのまま走ります。途中、通行制限が解除された道で事故の起きた原発を右奥に見ながら。左側の路肩には放射線量の表示も・・・心がキュンと締め付けられます・・・まだ、心があったよキリン缶・・・で、黙々と南三陸を目指します。

高速を降り配送先目前。そこにはナビにはない広大に整地された土地が広がっていました。何故か頬をつたう涙。人工的で無機質な景色を見ただけで溢れる涙。ナビの道案内もここでは全く役に立ちません。方向だけを頼りに無事、某ディーラーに到着。ほぼ半べそのまま荷物を渡しサインを頂く。「どうしました?」と声をかけてくれる店員さん。いや、整地されて更地を見たら号泣しちゃいましたよと話すと二人でしんみり。「頑張って行きますから」と言う店員さんの声になんとか笑顔を作って南三陸を後にしました。

・・・で、帰り辛い・・・首都圏なら帰路は下道でワタワタ帰るのすが流石にここは宮城県。ある程度のところまでは高速で帰ることにしましたが実際は千葉まで問答無用で高速で帰りました。明日も仕事だしねと言う大義名分のもとに。

配達の仕事であの地震の爪痕を見せつけられるとは思いませんでしたがまだまだ自分に流せる涙があることに少し安心した初長距離スポットとなりました。

 

 

実録軽貨物〜郵便局の事件簿2〜

おつかれさまです。キリン缶です。

2016年10月。なんだかんだでゆうパックの仕事を初めて2ヶ月。配送負荷が高いながらも人は慣れる生き物です。コンスタントに持ち出し130個をこなせる様になったある日。某団地のある棟への配達。ラッキーなことにここで5個の荷物が落ちます。車を止めてハザードをつけ荷物を持って団地へGO!5個落ちるのはいいけど団地の作り上3度も5階まで登らねばなりません。団地の階段は部屋の間にあるため一つの階段で1階から5階までの10世帯しか到達する事が出来ないんですよね。まぁ、良い運動と言い聞かせて配達!配達!不在もなく5分ほどで配り終え車に戻ります。ん?何だ?つけたハズのハザードがついていません。嫌な予感がしつつ車を始動させようとしますが・・・エンジン始動しません!まじかぁ・・・バッテリーが上がってしまっています。そうですこの車は郵便局のお古号の三菱ミニキャブ。点検怠っていないのですが流石にバッテリーが上がるなんて想像していませんでした。ポンポコ社長に電話すると「仕方ない、古い車だから。業者読んで!荷物は近くの配送員に連絡して午前指定だけやってもらって」・・・的確な指示だけど車は仕方ないなんだね 汗 程なくやって来た局に入っている先輩ドライバーに指定の荷物を託しました。そのあと業者が来て無事バッテリー交換。あ!これはドライバー負担です。午後便、夕方便を鬼の形相で配達し配完105個と一時間のロスがありながら自己新の配完数でその日を終えました。くたびれた・・・

バッテリー事件から二週間。嫌なことも忘れて同じ団地へ。ここは数が落ちるので助かります。バッテリーが上がった時と同じ位置へ駐車。7個の荷物を抱えてドアノブを引いたままバシャンと閉め・・・閉め。あ!インナーロックしちゃいました 汗。この場所は鬼門なのかもしれません。午後から上がる先輩ドライバーに合鍵を持ってきてもらえる様お願いして7個の荷物を肩を落として配達し車に戻りましたが・・・鍵はまだ届いてません。お礼のコーヒーを準備して待つこと40分。先輩ドライバーが爆笑しながら登場。コーヒーを渡して深く感謝。午前は残りわずかなので午前指定のみ配達し局へ。で、またまた午後便、夕方便を鬼の形相で配達し前回の配完105個を超える配完121個を記録。逆境に強いのか?と勘違いするよね。普段は鍵をチェーンでベルトと連結してるんだけどたまたまガソリンスタンドに寄った時にベルトから外していた事が敗因。ちなみにお古号の三菱ミニキャブにはキーレスはついておりません残念!

配送で車のトラブルは出来る範囲で避けなければならない事。出来ることなら自分の車を用意いて万全に整備して仕事に望める事がベストでしょう。あ!装備にキーレスはお忘れなく 笑

この事件の2ヶ月後、ポンポコ社長よりキリン缶に新車フル装備のマツダスクラムがリースされました。リース料は大分上がりましたがこれ以降、車に関してのトラブルは起きませんでした。もちろんキーレスもついてます 笑

あと郵便局での失敗談は不在票と携帯プリンタのロール紙の持ち出し忘れがありました。プリンタは出なきゃ出ないで頑張って不在票に手書きすればいいのですが不在票が少ししかないのは問題外です。どう逃げ切ったかというと不在票をコンビニでコピーしてガシガシ手書きして乗り越えました。このことは局員も同僚もいまだに知りませんし教えてません 汗

トラブルは経験しないことにこしたことはありません。ただ、いろんなトラブルにあった時にどう対応したらいいのか解らない場合途方に暮れている場合ではありません。何で恥をしのんで書いてますのでもしもの時の参考になれば幸いです 笑

実録軽貨物〜スポット配送の事件簿〜

おつかれさまです。キリン缶です。

そんなわけで2016年7月、無事何事もなく軽貨物一ヶ月目最後の企業配送を早々に終えて千葉へ。帰路の最中に電話が鳴りました。「戻ったらスポットお願い」配送慣れしてないキリン缶に断れることもなく言われるがままスポット案件の接車場所を目指しました。帰りの道中、何となく水温計が高いなぁと思いながら・・・汗

ちなみにリースしてもらっている車は三菱ミニキャブ走行距離は9万キロ超えのそこそこな車です。最初なんでこれくらいが丁度いいよね。

程なく積み込み地点に到着。荷物を積み込み細かい指示をメモしていざ都内へ。まずは湾岸で抜けるか京葉にするか・・・って迷うことなく京葉道をを選択して高速へ。

しかし水温計が高いなぁ。正直、一ヶ月借りて走っている間ずっと水温高めだったためにこの頃にはあんまり気にならなくなっていました。箱崎を抜けて軽く渋滞。時間的には余裕があるものの渋滞は嫌なものです。トコトコと渋滞を転がします。呉服橋を目前にして「ん?」異音がするなぁと思い水温計を見るとマックス高温に。焦る焦るこんな首都高のど真ん中で止まってしかも渋滞に拍車をかけるようなことになっては大変です。真夏の8月、知ってるオーバーヒート対策はヒーターを最大でかけて取り敢えずエンジンの熱を少しでも逃すくらいしか頭にありません。取り敢えず実施。しかしいつ止まるともわからないこの車。せめて呉服橋降りてから止まりますようにと祈りながら真夏にヒーター全開でトコトコと首都高を呉服橋から脱出。程なくエンジンがストップです・・・ん?真ん中の車線。全身全霊で手押しで車を押して路肩へ移動。見える景色は東京駅付近。

途方にくれている場合ではありません。取り敢えずエンジン冷やすためにシートをあげて・・・以上。ポンポコ社長に電話をして近くにいるドライバーを手配をお願いしました。スポット便なんでね。渋滞してるのも伝えてるしね。なんとかなるよねと自分を励ましながら次はレッカーの手配。保険にオプションつけといて良かったよマジで。事情と場所を伝えて後は待つのみ。人いっぱい通るよね。心細いよね。車ヤバイよね。修理代誰が出すんだろうね。とネガティブ思考全開でどんどん沈んでいるときに救援のドライバー到着です。奇しくもキリン缶を毛嫌いしている方のリーダーで社長の従兄弟・・・最悪 汗。軽く引きながら配送先を伝えるとサクッと荷物を積み替えてサラッと出発。ん?流石に今日はこの状況、ボロッカスに言われなかったなあ。何だ空気は読める人なんだ。と関心しているとレッカー到着。ポンポコ配送指定の工場を伝えて手際よく引き取っていただきました。残されたキリン缶は車から配送に必要な荷物を取り出して総武線で自宅に引き上げ。車内の視線が厳しいなぁ。ヘルメット持ってるし。台車ぶら下げてるし、はぁ・・・電車賃は保険屋様から支給されました。いやいや地獄だったなぁ!地獄!オーバーヒートなんてどんだけー!

翌日、ポンポコ社長の元へ行きお詫び。社長は「古い車だから仕方ない。気にするな。廃車にするいいきっかけが出来た」となんて男前なことを言うんだこのポンポコ社長!「明日、明後日は車ないよ。用事ないなら付き合え!」とのこと。この流れで断れる訳もなく即答しました。さてどこに行くのか。

翌日、社長を乗せ社長のレクサスを転して都内のマツダ某店へ。どうやら新車のフル装備のスクラム3台が納車になる様子。そのための陸送要員として招集されたんだね、オイラ。

さぁ、新車フル装備のスクラムを陸送です。もしかしてキリン缶に貸してくれちゃうのかな?とワクワクしながら千葉へ。慣れない5AGSの挙動に戸惑いながらも新車は楽しい。千葉に着く頃には5AGSのギア選択をアクセル操作でコントロールできるようになってたなぁ。で、今後行くことになるとはまだ知らない郵便局の駐車場へ。で、3台とも郵便局に入っているドライバーへと残念ながら引き渡されました。キリン缶には郵便局で使ってたお古の3台の内の1台が支給されました。残念なようなホッとしたような。まぁ、このほうが気軽でいいよね。

後日、オーバーヒートした三菱ミニキャブについて修理工場から連絡がありました。ラジエター交換とのこと。もちろん男前のポンポコ社長が費用を負担してくれました。あれ?廃車じゃないんだ 汗

 元請に所属する事は突発的な問題にも色々対応できるメリットもあります。フリーで活動する場合もいくらか気心知れたドライバーで助け合える事ができれば仕事の幅も広がるんだけどみなさんどうしてます?

いやぁ、順調に来ていた軽貨物生活、最初にとんだ事件が起きましたが今思えば最初だから色んな人に助けられて良い経験になりました。

そもそもの貸して貰う車の問題もありますが一番大事な商売道具です。しっかりメンテナンスしてトラブル防止に心がけましょう。

そんな教訓がしっかり刷り込まれる出来事でした。

業務委託

おつかれさまです。キリン缶です。

業務委託は「委任契約」「請負契約」って二つに分かれます。軽貨物の個人事業主でPとかHとかAmazonFlexとかで仕事をさせて頂く場合は恐らく「請負契約」になります。

「請負契約」とは仕事の指示に従って実施した結果が求められる仕事。配送で言えば納品完了すればそれが満たされます。なんで配送途中の事象はドライバーに任されるので自由です。

「指定された時間に指定された場所に納品する」ことができれば配送中は極端な話、音楽聴きながら走っても熱唱しながら走っても大丈夫です。

どこかの元請に属して仕事をさせて頂く場合はややこしくなります。お客様と元請さんの間では「請負契約」元請さんと軽貨物の個人事業主の間では「委任契約」ってことになります。元請けさんから「決められた期間で業務を遂行すること」委任されているということになりますのでお客様から元請さんが頂いている仕事を元請けさんの基準でしっかりするということになります。私が郵便局でゆうパックを配っていた時はまさにこれです。

郵便局ー[請負]ーポンポコ配送ー[委任]ーキリン缶

郵便局はキリン缶に対して直接指示を出すことは出来ません。仕事はポンポコ配送に任せているので。キリン缶はポンポコ配送の指示に従わなければなりません。委任で仕事を受けているので。

まぁ、郵便局内で働く以上こんな事が守られる事はなく未配のお説教、お客様からのクレームなどは元請さんを飛び越えて郵便局員からキリン缶に浴びせらてますから。

関東圏、関西圏ではPとかHとかAmazonFlexで直接、業務委託契約を結べる環境が増えています。

業務委託は大きな責任を伴うものなのでその辺をしっかり理解してから・・・シクヨロ!